ひび割れ補修工事
ひび割れ補修工事
防水性と耐久性を回復させる
外壁の劣化や地震などの衝撃により、外壁の一部にひびが入ることは多々あります。そのような場合のひび割れ補修工事として、被覆工法・注入工法・充填工法の3つが主に行われます。
実際の補修現場は、発生原因・ひびの大きさ・挙動・内部の劣化有無などをトータルで判断し、適した工法選びを行います。要因をきっちり見極めて施工しなければ、防水性と耐久性を回復させることができないからです。
微細なひび割れ(幅0.2mm以下程度)に対し、その上から塗膜弾性防水材やポリマーセメントモルタルなどで表面被覆を構成する工法。表面を被覆するので、内部への水や炭酸ガスの侵入を防ぎ、耐久性を向上させます。
0.2mm以上のひび割れに樹脂系またはセメント系の材料を注入する工法。防水性と耐久性の回復を図ります。
ひび割れ幅が1.0mm以上の比較的大きなひび割れに適用する工法。ひび割れに沿ってコンクリートの表面を10mm程度の幅でU字型にカットし、その部分に補修材を充填します。