爆裂補修工事
爆裂補修工事
「爆裂」とは?
鉄筋が錆びると体積が2倍以上に膨張する、といわれます。
鉄筋コンクリート造の建物の場合、鉄筋は基本的に内部の深い部分に存在するようになっていますが、何らかの理由で表面近くに鉄筋があり、その鉄筋が錆びてしまうと、薄いコンクリートは内部から押し出されることとなり、いとも簡単に破壊されてしまいます。このような欠損を「爆裂」というのです。
わずかな隙間やひび割れでもご注意を
爆裂の補修工事では、まず浮いた脆いコンクリートを除去し、鉄筋部分に錆止め(防錆プライマー)を塗ります。その後は埋め戻し作業で穴を埋め、成形するという補修方法を行います。
雨水などはわずかな隙間やひび割れからも浸入し、内部の鉄筋を錆びさせてしまいます。爆裂が発生してしまうと、コンクリート外壁の剥落の危険性もありますので、しっかり補修工事を行う必要があります。